日本の元気は中小企業の元気にかかっている!!
OA業界で約13年働き、500社以上の中小企業経営者とお会いしてきました。
お会いする中で中小企業のデジタル化の進捗状況も見てきました。IT先進国と言われる日本ですが、正直デジタル化が進んでいないことはコロナ禍で誰しもが痛感したはずです。古き良き時代の文化から抜け出せず、ずるずると今日まで来てしまったツケが結果として出ているのだと考えています。
なぜ昔の文化から抜け出せていないのか?を考えてみました。
では、なんでここまでデジタル化が進まないのかを「キャッシュレス」に絞って考えてみました。
いまでこそ多少はキャッシュレス化に対応が進んできたと思いますが、同じ先進国カテゴリと比較したらだいぶ遅れていますよね。海外旅行に行くと分かりますが、ほとんど店舗でクレジットカードが使えます。日本でいうローカル的な場所にある店舗でも、飲食店でも、スーパーでも。それに比べ、日本はどうでしょうか?都市部から少し外れると、現金のみの店舗が多くなりますよね。
コロナ禍で非接触での支払い方法が利用できる場所は増えてきましたが、まだまだ少ないです。
街を歩いてると常に思うことがあります。この店は、もしキャッシュレス対応がしていたら潰れてなかったのかな?とか。なぜ、キャッシュレス対応にしてないのかな?って。
それは、「やらない」のではなく「やれない」、つまり「やり方」を知らない人がほとんどじゃないかなって。このサイトでは「やり方」、つまり魚の釣り方を教える役目をしたいと思っています。日本や海外には色々なツールがたくさんありますよね。だから、その情報を知り得ることができる環境があれば一歩前進できるのでは?と思っています。
電話、携帯、インターネットなど生活に必要なインフラが整備されているのに、ここまで浸透しないのは上記の理由があるんだと思います。だから、「やり方」の情報をカフェに入る感覚で知ってもらい、活用してもらえたら嬉しいです。
最後に、キャッシュレス対応について美容院を運営するオーナーへヒアリングした内容をシェアさせていただきます。
キャッシュレス対応は顧客獲得として考えるべし!!
キャッシュレス対応は少なからず手数料が発生します。ある意味、請求を代行してもらうイメージなので。なので、手数料を上乗せした形で請求されるお店もありますが、「美容院でカード払いで」と伝えて料金が変わったケースってありますか?異例の場合を除き、ほぼないと思っています。つまり美容院側が負担する形になるので、100%ではなくなるじゃないか!と思い聞いてみました。
キャッシュレス対応をしてるけど、メニュー金額は一緒だから手数料分マイナスなんじゃないですか?
そうだね。
でも、これは考え方だと思ってるよ!
考え方ですか。。。
つまり、対応しないよりも多少はマイナスをしても新規のお客様に来て貰える方が良いってことですかね?
美容院に限らず、ネイルサロンとか飲食店とかもそうだけどお客様あってのお店だからね。支払い手段が1個しかない事が原因でお客様が増えないなら、少しの負担を持っても支払い手段を増やした方が良いと思ってる。
なるほど。そう考えると導入しない方が損な気がする。。。。
つまり、対応することで新しいお客様が一人でも増えればお店にとってはプラス。大切な資産が増えるってことですね!!!
仮に客単価1万円で、平均来客数が10名の美容院であれば、1日の売上は10万円ですね。
そこから人件費や材料費、その他必要経費を差し引いた金額がお店の利益になるわけです。
その利益が増えることに越したことはないですね。
キャッシュレスを薦めるのではなく、手段を増やしておくことで来客するお客様を増やす。
こんな考えであれば導入もしやすいのではないでしょうか!?
実際に僕もお店に入る前にキャッシュレス対応を確認するようになりました。
払う側も細かい小銭とかを出さなくて良いので楽ですよね。
導入することでお客様が増えることはあっても、減ることはないと思います。
物は試しという言葉があるように、ぜひ試してみてください。
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